高血圧による閉塞性動脈硬化症を予防するには

動脈硬化と言う言葉はよく耳にしても、閉塞性動脈硬化症と聞くと、どういう病気なのか、ピンと来ない人が大半でしょう。

閉塞性動脈硬化症は、50歳以上の男性に多い疾患で、高血圧や糖尿病、高脂血症の人や喫煙者に高リスクです。

腹部大動脈末梢よりも下の下肢(足)の動脈硬化が原因です。つまり、動脈硬化で下肢の末梢動脈が閉塞(詰まった)した状態なので、閉塞性動脈硬化症と呼ばれています。

間欠性跛行と言って、歩き続けると足が痛くて跛行(びっこをひくこと)となるけれど、休むと痛みが軽減するという状態になります。
また、足の冷えやしびれなどもおこり、血流が悪くなるために足に潰瘍ができたり、酷い時は壊死となり足の切断を余儀なくせざるを得ないケースもあります。

このような状態にならないためには、高血圧や高脂血症、糖尿病などの危険因子を改善すること、禁煙する事が大切です。

肥満している人は減量し、食事では減塩を心がける事が重要です。

夜遅くの食事は極力止めてできるだけ就寝する2時間以上前には夜の食事を済ませましょう。
これは、高血圧、高脂血症、糖尿病、全ての人に大切なことです。

また、漬物や干物、タラコ、佃煮、練り物などの塩分の多いものがオンパレードの食事にならないように心がけましょう。
血圧の多い人は、相対的にこのような塩分の多いものが好物である事が少なくありません。一度、自分の食事を見直してみると良いでしょう。
栄養士に食事記録を見せてアドバイスをしてもらう事がベターです。あなたの食事の良くない特徴や、血圧が高くなっている原因が判り、あなたに合った減塩をアドバイスしてもらえます。

また、運動も大切です。
高血圧だけではなく、高脂血症や糖尿病も予防できます。
週に1~2回集中的に運動するよりも、毎日20~30分歩くなど、継続する事が大切です。

食事に気を配り、運動し、禁煙することで、閉塞性動脈硬化症を予防しましょう。